keyさんから教えてもらった本。
『すべてがFになる』(森博嗣)に始まるS&Mシリーズ。
犀川創平と西之園萌絵を主人公としたミステリィ小説。
S&Mとは犀川のSと萌絵のMから取られたもので、残念ながらSMモノではない。(笑
シリーズ全10巻で、今はまだ4巻目を終えたところ。
とっくに物語りの中に入ってしまっている自分。
登場人物として何故自分が含まれていないのがおかしいくらいに。
これは本との出逢いであり、主人公達との出逢いでもあるから、
彼等との別れが来ることが今から悲しい。
10巻目を読み終えることが怖い。
フラれるくらいなら、いっそこっちからフッてやろうかと思う。(笑
このシリーズ、今読んだところまでの感想としては、
殺人の動機が今ひとつ曖昧。
これは悪い意味ではなくて、
多分、作者が意図的にそうしているような気がする。
動機は人間の計り知れない心理にあって、そこは、
読者自身に委ねられているかのようだ。
そこが、またこの小説の魅力なのだと思う。
実際に作者は工学部助教授であるため、
内容も含めて理系人間が多数登場。
だからと言って理系人間じゃなくても読み進められる。
ただ、
登場人物の喫煙率が高く、
特に主人公の犀川先生がヘビースモーカーのため、
読んでる途中にタバコが吸いたくなってしまうという点は否めない…。
さぁ、
あなたも美味しいミステリィを召し上がれっ。