+ Turquoise Day

8番目の曜日に響くシャッターの音

言の葉



言葉は時に「これほどまでに無力なものなのか」と思ったりするが、やはり言葉にしないと分からないことの方が多いし、
言葉が勇気を与え、喜びを与え、笑いを与える。言うまでもなく、鋭利な刃物にもなる。
言の葉。言葉に霊力が宿るとしてきた日本人ならではの畏れも含んだ感覚を表したものかも知れない。
バイト先の店舗日記の力だけで時間帯が異なる滅多に会うことさえない憧れだった女の子をいきなり彼女にしたことのある僕は、
そんな疚しい理由で「言の葉」信奉者だ。汚い言い方だが不細工が生きてく上での力量不足を補うための手段である。
だからというわけでもないが、日頃から、なるべく大切に扱いたい、そう思っている。

ところで。
昨夜遅く、担当している方の家族から所謂クレーマー的な文面の長文メールをもらった。
お前は信用に足りないから任せられない、担当を変われというものである。一週間程前にも批判じみたメールはあった。
電話口でも誰かしらの批判をこれまで散々聞いてきたので、「あ、やっぱりおれに来たか」という感じである。
上司とも相談の上、企業側にも報告と対応を伝える必要がある。ややこしいが、面影さんに先ず報告し、
面影さんからその上司へ概要を伝えて貰い、時間を見計らってその上司へ直接連絡する。
その連絡が終わったら、終わった旨面影さんにメールで完了報告。
その返信。さっと読んだだけでは抽象的且つ「このタイミングで?はて?」と思う文章だったが、
そこにあったのは気遣いの塊であった。直接的な同情は非礼と思ったのだろう。
当の本人は、その非難のメールを読んですぐに眠りについているくらいなのだが。
いや、沁みる。ありがたい。


注:面影さん・・・元の彼女に面影重なることに始まった今の太陽的存在。失敗すると出禁になるため手が出ない。



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