+ Turquoise Day

8番目の曜日に響くシャッターの音

横須賀線に乗って Ⅰ

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百回も来ない夏の中にあって、感じる何かを探しにまだ知らない街を訪ねてみた。横須賀。
2時間半弱。普通列車のグリーン席に陣取る。降り立ってみれば、随分遠くに来た気がした。
総武・横須賀線を使う時はグリーン車に乗る。有料自由席。
横浜に行くにしてもちょっとした旅行気分になれるし、特に休日は贅沢という程高くない。

駅のすぐ近くから延びる公園からは、自衛艦が4隻程目に入る。よく見ると潜水艦も2艇体半分出している。
急ぐ宛てもない散歩のようなものである。カメラをバッグからゆっくりと取り出す。
僕の腕で35mm相当レンズの画角で撮るには漠然とした景色。ファインダーを覗き込んだまま見渡してみる。
カメラを構え、黒のカメラバッグを肩から提げ、三脚のひとつの脚をベルトに差し刀剣か警棒のよう。

そんな出で立ちである。すると、二人組の男性が近付いて来て、ひとりが話しかけてくる。
「来たな、勧誘・・」 結局何の団体にも誘われてはないが、カメラのことなど訊いてくる。
海は好きかと訊いてくる。辿々しい物言い。人に声をかけて会話をする研修でもやってるとみた。
普通なら地元情報のひとつでも提供するのが礼儀だろうが、僕も敢えて訊かない。

時間はある。あとは嗅覚を頼りに歩けばいい。

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