+ Turquoise Day

8番目の曜日に響くシャッターの音

接点

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東京国際フォーラムに輸入雑貨を主に取り扱うお店があって、
相手の趣味が分からない時、贈り物はこのお店で買うようにしている。
その良さが分かるほどのセンスはないのだけれど、
いや、センスがないからこそ、ここで選べば間違いはないだろう・・・という理由。
昨日も、自分用には買うはずのないひとつ2500円のブックマークをふたつ購入した。
本のしおりなど、本屋さんで挟んでくれるもので十分な僕にとっては信じられない代物なので、
こんなので果たして喜んでもらえるだろうか・・・と。違いの分からない僕はいつも不安だ。
不安なんだけど、贈り物と言えば 「フォーラム・アート・ショップ」 。反射ってやつ。

ところで。秋が来る度に恋をする。もう2度と会うこともないだろう昔の恋人に。
新しい想い出を作ることはできないけれど、途切れ途切れの息吹が聞こえてくる。
毎夜彼女の家まで送り届けたあの道を。手を繋ぎ、放してしまったあの場所も。
いつか、記憶の輪郭を描き写すことで、全てを清算できないものかと・・・
いや違う。むしろ、鮮明にするためにあの場所を歩いてみたいとさえ考えてしまう。
その後も素敵な恋人に恵まれてきた。
それでも、秋が過ぎ冬が通り抜けていく度に、僕は懲りずに彼女と巡り会った接点に
失恋する。


6 Comments

ゆりふぁ  

No title

まるで小説を読むような感覚で 胸がきゅんとしました。

秋が来るたび 恋をして そしてまた失って・・
何気ない風景に記憶がフラッシュバックするように
DONさんの胸に去来するものがあるのですね。

忘れられない恋とはそういう恋を言うのでしょうか。

「フォーラム・アート・ショップ」  今度私も行ってみようかな。
贈り物選ぶの苦手で ものすごく悩むんです。
お店の場所は国際フォーラムに行けばわかりますか?

2014/11/20 (Thu) 09:06 | EDIT | REPLY |   

Don  

ゆりふぁさん、こんばんは

☆ ゆりふぁさん

 ずっと、忘れようとしてきたのです。
 でも、季節がなくならないように、想いは蘇る。
 ここに来て諦めました。
 忘れる必要なんてないじゃないかって。
 どう転んでも私の良心は彼女への恋心のようで。

 いつまでも面影でさえ探す・・・
 忘れられない恋が私にはあると言うことでしょうか。
 そんな失恋なら、毎年訪れても悪くないものです。

 
 「フォーラム・アート・ショップ」ですが、
 1F(というか地上)にあるお店なので
 すぐお分かりになるかと思います。
 有楽町駅側から敷地内の木々沿いに歩いて左手です。
 隅から隅までじっくり見たくなるお店です。
 違いの分からない私が言うのもなんですけど(笑


2014/11/20 (Thu) 22:22 | EDIT | REPLY |   

ゆりふぁ  

再び ごめんなさい

幾つ恋を重ねても 忘れられない人への想いは消えないものですか?
幾つ季節を超えても その想いは色を変え 形を変えて 
幾たびもよみがえるのでしょうね。

DONさんの

「忘れる必要なんてないんじゃないか」

という言葉に深く共感してしまいました。
まるで自分の恋心への言い訳のように。


お店 1階なのですね。 ありがとう。
今度行ったとき立ち寄ってみます。
その時はまたご報告に上がりますね。
(いつになるかわからないけど 笑)




2014/11/22 (Sat) 11:16 | EDIT | REPLY |   

Don  

ゆりふぁさん、こんばんは

☆ ゆりふぁさん

 忘れられない人が特にいない人もいるのだと思います。
 なので、忘れられない人がいるって恵まれてると思うんです。
 (と、思うようになりました。)
 時間が解決するのかと思いました。
 好きな人が出来れば薄まるのかとも思いました。
 でも、今のところそうじゃない。
 だったら、忘れる必要はないのじゃないかと・・・
 
 不毛かも知れません。
 不徳かも知れません。
 そんなこと言ったってねぇ?(笑
 思い出すものはどうしようもないですよね・・・
 季節に溶け込んでいるのですし・・・

 
 是非立ち寄られてみてください。 
 面白いですよ。
 今ならクリスマスものが幅を利かせてます(笑


 

2014/11/22 (Sat) 20:07 | EDIT | REPLY |   

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2014/11/27 (Thu) 22:17 | EDIT | REPLY |   

Don  

鍵コメさん、こんばんは

☆ 鍵コメさん

 素敵な詩。ありがとうございます。
 
 季節の到来を告げる第一声が聞こえた時、
 せめてその時くらいは必ず「想ってね・・・」ということでしょうか。
 切ないですね。
 季節が早く巡って、どんどん早くなって、いつか繋がったならば、
 四六時中恋しく想ってくれるのに・・・

 鍵コメさんの言葉に初めて触れたのも春でした。
 私の中で、雪解けのイメージと鍵コメさんが重なります。
 最後に「春」が来るのも、
 鍵コメさんにとって特別な季節なんだろうなと想像します。


2014/11/29 (Sat) 00:06 | EDIT | REPLY |   

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