+ Turquoise Day

8番目の曜日に響くシャッターの音

大切な0



『永遠の0』を読んだ。

思い出すのは知覧特攻平和会館に行った時のこと。大学3回生の時、ゼミ旅行。
感受性豊かな時、同じく感受性豊かであったろう同じ年代の青年達の最期に触れた。
ツアーバスが着いた時、男ばかりの集団の中に「待ってました」と思った者はいない。
現に僕も集合時間までバスの中で過ごそうかと思ったが、渋々館内を巡ることにした。

それが、(他のツアー客を除いて)集合時間までに戻っていたのは教授だけだったそうだ。
ひとつひとつ手記を食い入るように読み、己を投影しながら古ぼけた写真を眺めていれば、
時間など足りるはずがないわけだ。ゼミという集合体のせいもあったかも知れない。
その時間僕らは、疑似とは言え特攻体験をしていた。自分の死を横にいる友の死を意識した。
来て良かった。アホの集団には違いなかったが、それぞれが口にしたのを記憶している。

その時に刻まれた得体の知れない感情は今も得体の知れないまま深く残っている。
この歳になって行っても、それは歴史としてなぞるだけであって、客観的に見回るだけだろう。
ちょうどいい年頃に、凄く大切できっと必要な体験をしたのだと思う。



あの日 冷たい駅のホームで 君は君へと歩き始め
今 こうして空を見上げるのは 泣いてるわけじゃなくて


『カナブン』 ゆず

6 Comments

まき  

No title

最近、小林よしのり さんの
新戦争論を読んだ。

日本の誇りを想う。

2015/04/13 (Mon) 22:39 | EDIT | REPLY |   

雪凜  

No title

こんばんは。
ゼミ旅行、貴重な体験でしたね。
私も「永遠の0」読んでみようと思います。

2015/04/14 (Tue) 00:52 | EDIT | REPLY |   

Don  

まきさん、こんにちは

☆ まきさん

 清々しくさえ感じる写真に写る彼らを見て
 ただ悲惨という言葉で片付けられるものでもなく。

 そんな人間兵器など恐ろしい・・で終わらせず、
 人はそんなことも思いつくというその狂気の内在を覚知することも
 大切なのかも知れません。


2015/04/14 (Tue) 18:37 | EDIT | REPLY |   

Don  

雪凜さん、こんにちは

☆ 雪凜さん

 随分と経ちましたが、それでも、
 青年よ知覧に行け・・
 そんな上から目線になる程の体験でした。
 
 映画の方は観ていないので、
 借りて来ようと思っています。
 
 
 

2015/04/14 (Tue) 18:51 | EDIT | REPLY |   

りら  

Donさん

お写真の背後にある淡い赤
それは徐々に青みをおび 空を染めていっています
この日 この瞬間だけの色彩の変化です
一期一会を感じます
列車もその色調に多少なりとも染められているようです
それがあるホームの屋根もです
右手の線路に電車があり 左手の線路に電車がない時を考慮され
撮影に及ばれています
根気よく撮影されていることが顕著です
撮影者のこの駅舎への想いさえ伝わってくるかのようです
一際 私が印象に残ったのは 橙色に染まる前にある時間帯です
そしてその中にある背後 鉄道標識の青です

学校の社会科見学では行くことがない靖国神社 撮影の際 遊就館見学しました
1階は撮影自由でしたが・・・
あまりにも小さく 操縦席の狭さに 特攻機 撮影出来ませんでした
映画永遠のゼロのような飛行機で特攻に飛びだった方々ばかりではないこと
自分の目で確かめることが出来ました
ただただ 茫然とするのみでした
知覧に行けたことは 人生の最大の出来事だと思います
天皇皇后の今回のパラオ諸島慰霊の旅 敬意を表したいと思います

2015/04/14 (Tue) 22:54 | EDIT | REPLY |   

Don  

りらさん、こんばんは

☆ りらさん

 JR市川駅。
 ここまで来るのに30分程かかりますが、
 私の旅(つまり、横浜・鎌倉・横須賀方面)の起点・終点となります。
 この駅と最寄り駅の間は、家路というわけです。私の感覚で。
 右手に車両を写しているので、少し賑やかになってしまいましたが、
 冬の朝焼けです。さぁ、旅立つぞ。という清々しい一時。
 季節外れな一枚になってしまいましたけどね・・。
 ご存じの通り、灯りの好きな私。
 線路脇に立つシグナルの灯りもまた、私のテーマかも知れません。
 効果的にその灯りが見えるには・・・なんていつもホームから眺めています。

 山口にもおりましたので、回天記念館にも行ったことがあります。
 『出口のない海』は映画化もされましたよね。
 広島、長崎・・・住んでいたり、修学旅行で行ったり。
 その中でも知覧は、見学ではなくあれは体験でした・・・。

 パラオ、南洋庁の置かれたところ。
 以前、そのコロール州に1年程滞在しておりました。
 綺麗な海と空は、そこで戦争があったとを想像させません。
 が、島のあらゆる所、そして言葉に当時の日本が残っています。
 海に眠る零戦はダイビングスポットですし、
 丘に上がれば、戦車なのか対空砲なのか分からぬ残骸があります。
 ペリリュー島まで、私は行ったことはありませんが、
 今回のパラオ戦没者慰霊を伝えるニュースに感慨を抱きました。
 
 

2015/04/15 (Wed) 21:39 | EDIT | REPLY |   

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