心の中で宙に浮いてた彼女の言葉。

「いまさら・・・」

受け取ったその瞬間から

これまでその意味を考えずにいた。

でも、消化できずに心に留まり、

そして記憶として残った。


それが手紙だったのか、

直接彼女が口にした言葉だったのか・・・

それさえも思い出せないのに忘れられない言葉。




彼女が別れを告げてから1ヵ月経ったくらいだろうか。

どうしても受け入れられなくて、

もう一度やり直したくて、

彼女に伝えた素直な気持ち。


返ってきた否定形の彼女の言葉。

その中の一言。

「いまさら・・・」



やっと今になってその言葉の意味に気付いた。


待っていたのは僕だということの間違いに。

待っていたのは実は彼女だったということに。

気持ちは伝わっていたという独りよがりに。


バカみたいだ。


やっと気付いた。

「いまさら」の意味が。


いまさらだけど。




2008.05.10 Sat l 恋愛・想い出・詩・物語 l COM(0) TB(0) l top ▲

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